「ライカ」カメラには、人を虜にする不思議な力があります。 2006年のある日、僕も虜になりました。 それから2年間、来る日も来る日も「ライカ」でした。 それまでの僕は、写真はデジカメで、記念と記録のために撮るだけでした。それが急に「ライカ」という、ドイツ製のカメラを持ち、毎日のように、あちこち出歩き、写真を撮るようになりました。 カメラは、もちろん中古で、「II f」と、「M3」の2台。レンズも2〜3本買いました。いずれも、何十年も前に製造されたものです。ライカに関する本や写真集も、たくさん買いました。全部で軽く100万円は使ったと思います。 何故急にそうなったのか、まったく原因不明です。夢を…