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ボーダフォン

(コンピュータ)
ぼーだふぉん

イギリスに本社を置く携帯電話キャリア。
世界各国の携帯キャリアを買収し、今や規模は世界最大の携帯電話会社となっている。
Vodafoneというのはvoice・data・phoneからの造語。


日本法人はボーダフォン株式会社。国鉄系名門新電電の日本テレコムの子会社の旧J-フォン*1が前身。同社株がJR各社から外資系のVodafoneに売却されたため、Vodafoneグループの傘下に入る。
J-PHONEから社名変更した際、「10の約束」を発表したが、かなりの項目を反故にしたため、公開を中止。他にも、水濡れ修理の保証除外、全国統一料金導入による料金プラン実質値上げ。ハッピータイムの突如廃止(ハッピータイム2に移行)、テレビ電話の値下げ撤回、10秒通話の廃止、グローバル・スタンダードの名のもと3Gへのステーション導入断念・統一UIなど、ユーザー軽視の政策を推し進めた結果、2005年は、大幅な純減となり、11〜12月で回復傾向があったものの、最終的には、年単位では初めて契約数の純減となってしまった。
過去にライバルNTTドコモで副社長を努めたこともある津田志郎氏*2を迎え、VGS改めVodafone 3Gで巻き返しを計ろうとしていた。
2005年、「3つの定額」を発表。また同年からは浦和レッズのユニフォームスポンサーとなった。本社はマンチェスター・ユナイテッド*3とF1のフェラーリチームのスポンサーでもある。
2006年3月、日本法人のソフトバンクへの売却交渉始まる。事実上、J-フォンがソフトバンクの力で旧親会社の日本テレコムと同じ傘下で国内企業として復活することになる。そして同年10月1日、「ソフトバンクモバイル」となり現在に至る。
ソフトバンクモバイルとは資本関係はなくなったが、引き続き「パートナー」としての提携は続いている。例を挙げると、海外のボーダフォンユーザーが日本で使用する場合、ソフトバンクモバイルの回線が使用される。

リスト:ヨーロッパ諸国のボーダフォンブランド展開状況

*1:2003年10月1日改称。初代はデジタルホン・グループ。

*2:2005年4月1日付けで代表執行役会長に。代表執行役社長兼CEO就任後わずか3ヶ月の出来事であった。

*3:2005年〜2006年まで

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